賃貸はトイレ修理を勝手にしてもいいの?費用を大家が負担してくれるケース
- 2020.03.14
- トイレトラブル
賃貸の自宅トイレが壊れてしまうと「今すぐにでも直して欲しい」と慌てがちですが、自分で直接修理を依頼するのは完全にNGです。
また、トイレが故障したとき大家が負担してくれるケースと、してくれないケースがあることをご存知ですか?
今回は、賃貸物件のトイレが故障してしまったときの対処法や、費用を大家が負担するケースはどのような場合か解説します。
いざ、トイレが故障してしまったときに慌てないためにも、ぜひこの記事をチェックしてみてくださいね。
賃貸のトイレ修理を勝手にすると後々大変になる
賃貸の場合、トイレ修理を勝手にしてしまうと、後々トラブルに発展する可能性があります。
どのようなトラブルが考えられるのか説明していきます!
退去時に元に戻さなければならない可能性も
自分の生活している家なので、「好きに修理しても良いのでは?」と思いがちですが、賃貸物件はあくまで大家さんの持ち物であり、入居者のものではありません。
万が一、勝手に修理してしまった際、以前の状態と異なる場合は、現状回復するために必要な経費を請求する可能性もあります。
せっかく修理したのに、さらに原状回復のために費用がかかるなんて困りますよね…
賃貸のトイレ修理費用は基本的に大家さんが負担してくれる
賃貸のトイレ修理は、基本的に大家さんが負担してくれますが、自己負担になる可能性もゼロではないので注意が必要です。
ここでは、トイレの修理費用が自己負担になるケースについて具体的に解説します。
自分の不注意や過失だと自己負担
基本的にトイレの部品や便器などの老朽化や、設備の不備による故障の場合は、大家さん負担になります。通常の生活を送るなかでの経年劣化はOKということです。
自己負担となるのは、入居者の不注意でトイレをこわしてしまったケースです。
その他に、管理会社や大家さんに連絡することなく、入居者が勝手に業者を呼ぶなど修理してしまった場合は、残念ながら入居者が修理費用を負担することになります。
例えば、
- 誤って重たいものを落として便器や部品を壊してしまった
- 掃除中に掃除機をぶつけて破損してしまった
上記のような場合は、入居者の不注意による破損になるので、自己負担となるでしょう。
また、異物をトイレに落としてしまい、そのまま放置したことで詰まりが発生してしまったという場合も、何も対処せずそのままにしてしまったことで事態を悪化ささえてしまっているので、自己負担になる可能性があります。
古い物件の場合、トイレも老朽化していることも多いので、大家さんがすでに買い替えを検討しているかもしれません。
トイレの設備が寿命を迎えているときは修理ではなく、大家さん負担で新しいものと取り替えてもらえる可能性もあります。
賃貸のトイレに修理が必要になった場合の流れ
最後に賃貸のトイレが破損し修理が必要になった場合の流れについて解説します。
後になって「失敗してしまった」ということのないよう、ぜひ目を通しておいてください。
①賃貸借契約書などの契約書を確認
トイレが故障してしまった場合、賃貸契約書の内容に従うのが基本です。
具体的にどの範囲までが「大家さん負担」なのか、「自己負担」になるのか、賃貸契約書をチェックすると詳しく記載されています。
まずは契約書の内容を確認し、記載内容を踏まえた上で手続きを進めましょう。
②大家に連絡
賃貸トイレで不具合が起こった場合は、通常、最初に管理会社に報告します。トラブルが発生した時間や経緯、現状についてできるだけ具体的に伝えてください。
もし、大家さんと直接連絡できるようなら、管理会社を通さず大家さんに連絡することも可能です。賃貸物件は大家さんの持ち物なので、大家さんの承諾なしで勝手に修理することはできません。
③水道修理業者に依頼
連絡を受けた管理会社は、大家さんに連絡し提携している修理業者を手配してくれます。
修理業者から、修理を行う日程などの問い合わせがあると思いますので、作業する日程を決めてください。
大家さんから修理の承諾を得て、自分で修理業者に連絡する場合は、どの修理業者に依頼するか相談してから決定してください。
トイレはすぐに必要になるものなので、早急に対応してくれるでしょう。
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