学校のトイレを詰まらせた場合の対処法｜バレたくない!?

学校のトイレを使用していて詰まらせてしまったとき、多くの方は焦りや不安を感じます。

学校では特に友だち同士などの関係もあるので、余計にほかの人に見つかりたくないという気持ちは強いでしょう。

学校のトイレを詰まらせた時の基本の対応方法

学校のトイレを詰まらせてしまったとき、考えられる方法は2つあります。

どちらの方法をとるにしてもできるだけ速やかに対応を取ることが大切です。

スッポン（ラバーカップ）で直す

トイレの中やすぐ近くに清掃用具が置いてある場合には、スッポン（ラバーカップ）で自分で対処することも可能です。

トイレットペーパーや排せつ物を詰まらせてしまった場合、大半のケースではスッポンで対応できます。

もし対処している姿を人に見られたくないときには、人がいない瞬間を待ってから作業を開始するとよいでしょう。

先生や清掃員に相談する

先生や清掃員スタッフに相談をして、対処をしてもらう方法もあります。

スッポンが見当たらないときや、自分では対処が難しいときにはできるだけ早く先生や相談員の先生に声をかけるようにしましょう。

学校のトイレを詰まらせたときにやってはいけないこと

学校のトイレを詰まらせたときに、対応方法を誤ってしまうとトラブルが大きくなることもあります。

この章では、やってはならないことを2点解説します。

無理に水を流す

水流の勢いで詰まりを解消しようとして、繰り返し水を流そうとする方がいますが、無理に水を流すのはNGです。

少しずつでも水が流れている状態で、水位がしっかりと平常な状態に戻ってから流すのであれば問題ありませんが、詰まっている状態のときは水を流さないようにしてください。

トイレの水があふれると、次のようなリスクもあります。

そのままにする

詰まったトイレをそのままにしておくのも望ましくありません。

トイレをそのままにしておくと、次に使用する人が、詰まっていることに気がつかずに水を流してしまって水が溢れるリスクがあります。

学校のトイレを詰まらせたときに弁償の可能性はある？

学校のトイレを詰まらせてしまったときに、「弁償させられるのが怖いから申告したくない」という方もいらっしゃると思います。

弁償のリスクがあるかどうかについて解説します。

故意や悪質の場合は弁償の可能性がある

一般的なトイレの使用方法をしていて運悪くトイレが詰まってしまった場合に、学校から賠償を求められる可能性は低いと思われます。

ただし、以下のケースに該当する場合には修繕費を請求される可能性があります。

これらに該当する場合には、国公立の学校であっても修理にかかった費用を請求される場合があります。

個人賠償特約とは、過失などにより他の人・者に損害を与えたときに適用される保険です。

ただし、火災保険や自動車保険に加入していても、特約を契約していない場合には補償を受けられる可能性は高くありません。契約状況を確認のうえ、保険会社に相談しましょう。

高額請求になることもある!？

トイレつまりの修繕工事は、症状や状況によっては費用が高額になることもあります。

例えば、携帯電話が配管に詰まってしまった場合、トイレの着脱が必要になることもあります。

使用しているうちに汚れなどが蓄積して配管が詰まることもあるため、通常通り使用していて料金の弁償を請求される可能性は低いですが、リスクとして知っておきましょう。

まとめ

学校のトイレを詰まらせてしまったときには、ご自身で清掃用具を使用して解決するか、対応できる清掃スタッフ・先生に依頼するかのいずれかで対応しましょう。

このとき最も強く意識しておきたい点は、速やかな対応を心がけることです。

通常通り使用していて運悪く詰まったときには弁償を要求される可能性は低いでしょう。ただし、いたずら目的などの場合には費用を請求される可能性もあります。

いずれにしても、修理業者がトイレ修理をおこなうときに原因が分かってしまうため、先生や学校からの印象を悪くしないためにも正直に伝えることが大切です。