トイレの便器にこびりついた尿石の落とし方|おすすめの尿石除去剤もご紹介
- 2020.02.12
- トイレトラブル
トイレの便器の中が黄ばんで困ったことはありませんか?
これは尿に含まれる成分が固まって石化した尿石(にょうせき)が原因です。
尿石がついてしまうと、見た目も不潔感があり良くありませんし、悪臭を放つこともありますので、すぐに対処してスッキリさせましょう。今回は、尿石の落とし方や予防法について解説します!
トイレの便器についた尿石の落とし方
尿石は、尿に含まれるリン酸カルシウムが、尿素やたんぱく質と結合し石化した状態です。
尿石と言う文字通り石化している尿石は、他の汚れもこびり付きやすく落としづらい性質があり、普段そうじに使うトイレ用ブラシや洗剤では、簡単に落とせません。
尿石を削りとって落とす方法もありますが、今回は薬剤を使った尿石の落とし方をご紹介します!
準備するもの
尿石はアルカリ性なので、酸性の薬剤を利用して中和させれば落としやすくなります。
軽い黄ばみであれば、市販のトイレ用洗剤でも落とすことは可能です。頑固な黄ばみの場合は、尿石専用の薬剤を用意を利用しましょう。
【用意するもの】
・軽い黄ばみなら酸性のトイレ洗剤
・頑固な黄ばみには尿石専用の薬剤を用意
手順
ブラシを使った方法は下記のとおりです。
- 手荒れを防ぐために、まずゴム手袋を装着してください。
- ゴム手袋を付けたら、市販の酸性洗剤を尿石の部分に少しずつかけていきます。
- 便器のふちの裏側などは、洗剤を染み込ませたトイレットペーパーを当てて30分ほど放置しましょう。
- トイレブラシで擦って尿石を落とします。最後に水で洗い流したら完了!
ジェルタイプの薬剤の場合は、尿石のついた部分に塗って30分程度置いてから水を流せばOKです。
尿石除去剤の選び方
尿石除去剤は、大きく分けて「液体タイプ」と「ジェルタイプ」の2タイプに分かれています。
液体タイプは、2~3分で汚れを落とす即効性の高く、あっという間に汚れを落とせるので忙しくてあまり掃除する時間を取れない人におすすめです。
ただし、製品によってはブラシが必要となる場合もありますので、購入前にご確認ください。
一方のジェルタイプは、洗剤をかけてから30分以上待つ必要がありますが、ブラシなどを用意する必要がないため、準備の手間は省けます。
また、チューブ式のものが多いので、フチ裏など狭い箇所の尿石も簡単に落とせて便利です。
筆者おすすめの尿石除去剤
尿石を落とせる薬剤にも、さまざまな種類がありますのでどれを選ぶか迷う人も多いはず。
そこで、筆者おすすめの尿石除去剤を2つご紹介しますので、参考にご覧ください!
【大日本除蟲菊】サンポール(液体タイプ)
画像引用元:https://www.kincho.co.jp/seihin/housewares/toilet_sanpoll/sanpoll/index.html
サンポールは、「酸」と「マイナスイオン」Wの力で汚れを落とすトイレ用洗剤です。
日々のトイレ掃除から頑固の汚れまで落とせるので、1本あると重宝しますよ。ニオイや汚れの原因となる細菌を99.99%除菌できます。
スミズミノズル採用で、逆さにして使えるのでブラシが届きにくい便器のフチ裏まで簡単にかけることが可能です。
【アイメディア】業務用スカッと尿石取りジェル(ジェルタイプ)
画像引用元:アイメディア株式会社
便器の頑固な尿石を、とろみのある酸性のジェルで溶かして除去します。
ツンとしたニオイが少ないので、強いニオイが苦手な方にもおすすめです。とんがりノズル式なので、ピンポイントで汚れに塗ることができます。
寝る前や出かける前に塗って、30分放置して洗い流すだけで黄ばみをすっきり落とせます。
尿石がトイレの便器につかないように予防するには
最後に尿石がトイレの便器につきにくくする予防法をご紹介します。少し意識してみるだけでも、便器に尿石がつきにくくなりますよ。
定期的に便器を掃除する
尿石になる前に定期的に掃除すれば、便器に排泄物の成分がこびりつくのを防げるので、頑固な洗剤を使う必要もありません。
できれば3日に1回程度は、トイレを掃除しましょう。最低でも週に1回掃除をすると、尿石がついて便器が黄ばむのを防げます。
水を流すだけで便器を洗浄してくれる洗浄剤を使う
便器に薬剤を塗って置いたり、水の流れるところに置いておくだけで、洗浄・防汚成分が溶け出して、便器全体に行き渡ります。
トイレの定期的な掃除と組み合わせて使うとより効果的です。ぜひ、活用してみてくださいね!
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